生涯研修・講習会終了報告【2018年分】

~多数のご参加ありがとうございました。~(開催日順に掲載)

『北東支部 学術講演会』

(日技生涯研修:自由6単位)

開催コード 93-52705
日 時 平成30年2月18日(日)13:00~16:30
場 所 マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋2番5号)
主 催 (一社)大阪府歯科技工士会
内 容 審美と機能の両立
~補綴修復治療における歯科技工士の役割~
講 師 藤本 光治 先生(中央南)
参加人数 44名
≪報告≫講師に藤本光治先生をお招きして大阪府歯科技工士会北東支部学術講演会が行われた。寒空の下ではあったが会員24名学生20名が参加された。
演題を『審美と機能の両立』とされ、我々歯科技工士が補綴物を作ることだけではなく口腔内で見た目、機能ともに患者様や歯科医師の先生方の満足を得るためにはどのような知識や技術を持っていなければならないのかをご講演いただいた。
補綴物製作は模型上での製作のみにとらわれがちではあるが、その目的を達成するためにはより口腔内のことを学び、理解していくことの必要性を痛感するご講演であったと感じた。
 

『北大阪支部学術講演会』

(日技生涯研修:自由10単位)

開催コード  93-52706
日 時 平成30年3月4日(日)12:30~17:00
場 所  すこやかプラザ豊中(豊中市市岡上の町2-1-15)
主 催 (一社)大阪府歯科技工士会
内 容 ①複雑な補綴
②口腔内スキャナーを用いたデジタル印象の有効性と歯科の未来
講 師 ①笹部 努  先生(豊中市歯科医師会)
②伊藤 彰英 先生(㈱ていね社)
参加人数 54名
≪報告≫会員48名、歯科医師3名、学生1名、未入会者2名、計54名が参加されました。
第1部は「複雑な補綴」というテーマで(一社)豊中市歯科医師会、笹部 努先生が講演されました。
Cr-Brからデンチャーまで多岐にわたる症例を提示され、どのようにゴールまで導いたのか解説して頂きました。症例の中でフルカウンターのジルコニアのプラークに対する有効性が印象に残りました。
また最近、患者のニーズが保健内外いずれの治療も、費用面や審美的な要望がシビアになっているとのことでした。
第2部は「口腔内スキャナーを用いたデジタル印象の有効性と歯科の未来」と題して㈱ていね社代表、伊藤 彰英先生が講演されました。
口腔内スキャナーのメリットは(印象作業の時間短縮)、(消耗品の削減)、(廃棄物の削減)、(物理的なやりとりの半減)をあげられていました。注目したのは歯牙の動揺量をそのまま読み込むので補綴物のバイトが高くならないことでした。
デメリットは、主に初期費用が高額になることです。これからのラボにとり口腔内スキャナーのデータを受け取れるか否かは、死活問題になるだろうとの事。また資金力のある大手ラボに対抗する方法は職域を広げること(メーカーが作成していたものを自前で作成する)だと解説されました。
最後に急速なデジタル化の中、自分の立ち位置を決め、進む道を選ぶ時代が来ていると締めくくられました。
 

『匠の技を見る「マナー講習」』

(日技生涯研修:自由4単位)

開催コード  93-52704(自由4単位)
日 時 平成30年3月25日(日)10:00~12:00
場 所 新大阪歯科技工士専門学校(大阪市淀川区東三国6-1-13)
主 催 (一社)大阪府歯科技工士会
内 容 今さら聞けない「ビジネスマナー講習」
講 師 竹田 惠理 先生
森 直美     先生(中央南)
参加人数 21名
≪報告≫

 

『診療報酬改定セミナー』

(日技生涯研修:自由6単位)

開催コード  93-52707
日 時 平成30年4月1日(日)13:30~16:30
場 所 大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区中野町5-12-30)
主 催 (一社)大阪府歯科技工士会
内 容 ①『平成30年4月実施歯科診療報酬改定に伴う歯科技工士関連の解説』
②『時局報告』
講 師 清水 潤一(大阪府歯科技工士会 会長)
参加人数 73名
≪報告≫当日は多くの会員出席の下に ①平成30年4月実施歯科診療報酬改定に伴う歯科技工関連の解説 ②時局報告 という内容で我々歯科技工にとって重要な製作点数の解説が行われた。
今回より保険導入された「高強度硬質レジンブリッジ」については動画を交えた説明が有り、AD/CAM冠の下顎第一大臼歯保険適用」・「ポンティックの製作技術点数」等の解説がされた。その後出席者からの質疑応答があり最後に、清水会長より今回の改定を十分理解して歯科技工料金に反映されるよう強く訴えられた。
  

『南大阪支部学術講演会』

(日技生涯研修:自由6単位)

開催コード  93-52708
日 時 平成30年6月17日(日)13:30~16:30
場 所 堺市産業復興センター(大阪府堺市北区長曽根町183番地5 )
主 催 (一社)大阪府歯科技工士会
内 容 『顎模型の分析から骨格系を知る』
講 師 和島 喜仁 先生(北東支部)
参加人数 36名
≪報告≫ 北東支部A2デンタル代表 和島喜仁先生による「顎模型の分析から骨格系を知る」というテーマの学術講演会に行ってきました。毎回学術講演会に行く時は日々の技工に少しでも役立てたいと思い参加しますし、どんなジャンルでどんな内容でも応用出来る部分は必ずありますが、そんな中でも今回の講演会は臨床技工における最初の模型審査から模型作り、修復、矯正、有床、インプラントとほぼ全ての歯科技工において応用出来る高度な基礎の部分でした。講演会の内容の全てをここで記す事は出来ませんが、普段見慣れている石膏模型にある微妙で大切な情報を使い、基準としてより正確な骨格形態を導きだすことが、より調和した技工装置を製作する為に必要不可欠であると感じました。又、先生が仰る「個々の生態に調和した技工装置を製作する為には、その患者の骨格形態を知る必要がある」ということは、正確には技工士のみならず、歯科に携わる者全てがその情報を一貫して共有することが大切だと感じました。今回学んだ事は後輩や同僚と共有し、他の周りの人にも拡げていきたいと思います。
 

『大阪府歯科技工士会学術講演会』

(日技生涯研修:基本5単位)

開催コード 93-12701
日 時 平成30年9月2日(日)13:00~16:30
場 所 海遊館ホール(大阪府大阪市港区海岸通1-1-10)
主 催 (一社)大阪府歯科技工士会
内 容 ①『これからのCAD/CAM技工』~最新CAD/CAMの基礎知識と応用~
②『ベトナムの歯科技工2018』
講 師 ①㈱松風・デンツプライシロナ㈱・㈱ジーシー
②外山 宗明 先生(Vu-Gia dental lab シニアマネージャー・上級技術指導員)
参加人数 71名
≪報告≫去る9 月2日、海遊館ホールにて大阪府歯科技工士会の学術講演会が行われた。
講演の一部は、(株)松風の岩切信也様、デンツプライシロナ(株)黒長敬様、(株)ジーシー黒須儀人様より各社の製品紹介を基に『これからのCAD/CAM技工』と言う演題でお話頂き二部は、『ベトナムの歯科技工2018』として現在ベトナムでご活躍されているVU GIA DENTAL LABORATORY の外山宗明様をお招きし講演会が開催された。
当日は会員61名、学生9 名、未入会員1名の合計71 名の参加があった。
清水会長の挨拶から始まり、第一部の講演者である(株)松風の岩切信也様より『これからのCAD/CAM技工~最新CAD/CAMの基礎知識と応用~』、デンツプライシロナ(株)黒長敬様からは『セレックをもちいたCAD/CAMソリューション』、(株)ジーシー黒須儀人様は『背景~歯科技工士がおかれている現状』で講演をいただいた。
第二部の外山宗明様からは、まず「ベトナムの正式な国名は、ベトナム社会主義共和国です!」から始まり、ベトナムの歯科の現状のお話では、ベトナム全体の医療レベル、ベトナムの教育、ベトナムの歯科医院・歯科技工所、ベトナムの歯科技工、歯科ボランティア事情と次々に写真や紹介ビデオを使い楽しく講和を聞かせて頂いた。
私達も普段知ることが出来ない海外の情報を得ることが出来、とても有意義な時間を過ごせたと思う。
     

『中央南支部学術講演会』

(日技生涯研修:自由8単位)

開催コード 93-52711
日 時 平成30年9月9日(日)13:00~17:00
場 所 ハロー会議室大阪心斎橋(大阪市中央区西心斎橋1-13-18)
主 催 一般社団法人 大阪府歯科技工士会 中央南支部
内 容 ①『技工サイドから考えるデジタルデンティストリーの実際』
②『口こそ命』
講 師 ①辻 貴裕 先生(日技認定講師)
②中道 哲 先生(大阪歯科大学講師、歯学博士)
参加人数 39名
≪報告≫当日、朝からぐずついたお天気にもかかわらず 39名の参加がありました。講演会二部構 成で行われ、一部日技認定講師で国際口腔インプラント学会認定歯科技工士の辻貴裕先生(写真:右) によるご講演で、「技工サイドから考えるデジタルデンティストリーの実際」について技術面だけでなく経営 者として、また臨床家としての心構えまで網羅された内容で、若い人やベテランを問わない示唆に富んだ 内容でした。  二部で、歯科医師(歯学博士、大阪歯科大学講師)で労働衛生コンサルタントとしてもご活躍の中道哲 先生(写真:左)に「歯・口の器官特性と健康づくり」についてご講演いただきました。 最新の予防歯科と健 康について再認識することができ、歯科医療従事者としての知識をcharge するよい機会となりました。
 

『匠の技を見る』

(日技生涯研修:自由8単位)

開催コード  93-52710
日 時 平成30年10月14日(日)13:00~16:30
場 所 新大阪歯科技工士専門学校(大阪市淀川区東三国6-1-13)
主 催 (一社)大阪府歯科技工士会
内 容 『ワイヤー屈曲』
講 師 三嶋 敬一    先生(北東支部)
南 裕康     先生(南大阪支部)
榎本 俊輔 先生(中央南支部
参加人数 23名
≪報告≫平成30年10月14日(日)新大阪歯科技工士専門学校で、「匠の技を見る~ワイヤー屈曲講習会」が開催されました。今回の講師は,三嶋 敬一氏(北東)・南 裕康氏(南大阪)のお二人で、会員9名、学生14名の23名の参加者がありました。
3時間強と短い時間の中でしたが、今回の会員の方はなかなか日頃の仕事ではやるチャンスがないワイヤーを体験するため、学生は自分が矯正をしていて矯正に興味を持ち、矯正歯科への就職を希望しているのでワイヤー屈曲をぜひ勉強したいという方や、少しでも技術を向上させたいという熱心な方々ばかりでとても良い雰囲気の中、こちらも普段なかなか接することがない学生さんと、お話しできて、我々、主催者側にとっても、とても良い機会となりました。
CAD/CAM技工が、どんどん進む中にあっても、まだワイヤー屈曲は人の手に頼る所が多く、技工士の手技が欠かせない分野だと思いますし、義歯専門のラボで働くつもりはなくても、院内ラボでの勤務を希望される学生さんでも、義歯のワイヤー修理の仕事ができればより仕事の幅も広がると思いますので、今後もまた是非このような機会を設け、色々な方に参加していただき、技工士会に入会しているメリットをより感じて頂ければと思います。全国的にも唯一の「匠の技を見る」という貴重な企画は、これからは青年部の皆さんが主体となり進行していく予定となっておりますので、これからもご参加、周りの方へのお声がけなど、今後ともご協力をよろしくお願い致します。
 

『南大阪支部学術講演会』

(日技生涯研修:自由4単位)

開催コード 93-52712
日 時 平成30年10月21日(日)13:30~16:30
場 所 堺市産業復興センター(大阪府堺市北区長曽根町183番地5 )
主 催 (一社)大阪府歯科技工士会 南大阪支部青年部
内 容 ①『フルデジタルワークフローの実現』
「最先端オーラルスキャナーTRIOS3のデモ予定」
②『口腔内スキャナーの現状と展望』
講 師 ①ストローマン・ジャパン㈱
②辻 貴裕 先生(日技認定講師)
参加人数 31名
≪報告≫第二回 南大阪支部青年部学術講演会を今回初めて企画から青年部主導で担当させていただきました。もちろん自分一人では右も左もわからない事の連続でしたが周りの助けもあり、半年の歳月をかけ何とか形を作ることができました。
講演内容は口腔内スキャナーTRIOS3のデモをストローマン・ジャパンに実際に口腔内スキャナーを使った臨床技工を辻 貴裕先生にお願いしました。
どちらの講演も口腔内スキャナーの実用性を的確に示唆されていてこれからのデジタル化の波をCAD/CAMや3Dプリンターなどを応用して上手に乗っていくかを熱く語っていただきました。CAD/CAMに携わる身として、特に辻先生の講演には心打たれるものがあり更なるやる気を実感しました。
講演会の後、懇親会もご一緒させて頂きまして、講演中とはまた違った一面が見られ、踏み込んだ質問にも答えていただきありがたかったです。力不足ではありましたが、企画から懇親会まで丸ごと勉強させて頂いてとても貴重な一日になりました。
これからも南大阪支部に関わらず青年部での学術講演会の波を途切れさせないように努めたいと思います。
 

『北大阪支部学術講演会』

(日技生涯研修:基本5単位)

開催コード 93-12702
日 時 2018年11月17日(土)18:00~21:15
場 所 新大阪歯科技工士専門学校(大阪市淀川区東三国6-1-13)
主 催 一般社団法人 大阪府歯科技工士会 北大阪支部
内 容 ①高強度グラスファイバーに代表されるグラスファイバー加強型歯冠用レジン材料性質と技工操作
②機能するパーシャルデンチャーを考える
講 師 ①山本 幸夫先生(茨木市歯科医師会)
②小山 邦宏先生(大阪府歯科技工士会北東支部・日技認定講師)
参加人数 35名
≪報告後日≫

『中央北支部学術講演会』

(日技生涯研修:自由6単位)

開催コード 93-52713
日 時 平成30年11月25日(日)13:00~17:00
場 所 JEC日本研修センター江坂(吹田市江坂町1-13-41 SRビル江坂)
主 催 (一社)大阪府歯科技工士会 中央北支部
内 容 ①『見えない脅威「B型肝炎」について知っておこう!』
~大阪府技の予防接種助成を利用していますか?~
② 『CAD/CAM過去・現在・近未来』
~歯科技工士:労働集約型産業から知識生産型情報産業へ~
講 師 ①大西 正和 先生(日技認定講師)
②藤原 芳生 先生
参加人数 57名
≪報告後日≫

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